場所を変えても言い合いは続く

別室では少し話したのだが、
あーちゃんが言い方をちゃんと軌道修正出来たところですぐに診察の順番が回って来たので、
話し合いは一時中断して診察室へ移動。
かなり不穏な空気をまとった一家がゾロゾロと診察室へ入って行ったので、先生も驚いたことだろう。
看護師さんが家族用に椅子を3つ持ってきて並べてくれたのだが、たんたんが真ん中の椅子に足を広げて座ったのでワフウフたちは座れず。
は?何だそれ⁉︎付添いは僕だからお前たちは立って控えていなさいってこと?
感じ悪っ‼︎
あーちゃんの糖尿病の数値はまた悪化。
そして薬が飲めていないという話になると、たんたんは優しげに
と言った。
いや、言うことを聞かないって…せいぜい「薬飲んだ?」って声をかけるくらいのことしかしていないよね。
あーちゃんは自分は薬をちゃんと飲んでいると言い張って不穏。
なーにゃんが
と口を挟むと、
たんたんが
と大きな声を出した。
…ある意味そうかもね。ただ、心配しているのは「あーちゃんを」じゃなくて、「あーちゃんのお金を」だけどね。
呆れかえってワフウフが、
と言うと、
今度はあーちゃんが
と言い出す。
…ハア〜⁉︎
これもまたあーちゃんに腹がたつことのひとつなんだけど、
昔の人って自分の夫を人前で悪く言うのを良しとしないと言うか…
常に夫をたてる、逆らってはいけないという古臭い教育を受けて育ったあーちゃんは、時々こうやって急にたんたんを庇うようなことを言ったりすることがあるんだよね。
先生は揉めまくる家族を丸く収めようとしたのか、
と言ったのだが、
これが後々新たな火種を生むのであった…。

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Source: アルツハイマー