ダメダメな先生とたんたんの目的

たんたんは数年ぶりに昨年末に顔を合わせた時から、あーちゃんの病状を知りたがった。糖尿病ではなく、認知症の。
元々ワフウフたちは、あーちゃんの認知症のことをたんたんに知られたら、
「あーちゃんは認知症だから僕があーちゃんの金の管理をする!」
と言って預金を取り上げられるのでは、と恐れていた。
だけど実際には、あーちゃんが理解力も判断力も無くしたと判断したたんたんは、あーちゃんの預金を取り上げるべく銀行を回って通帳やキャッシュカードの再発行をしたりはしているものの、
その反面介護認定には反対して区役所へ「本人はごくごく初期のアルツハイマーかもしれないが生活には何の支障もない」とクレームの手紙を送りつけたりして、
「本人が自分の意思で預金の管理をたんたんに任せている」
という形で動こうとした。
ワフウフたちがたんたんに、あーちゃんは認知症の診断を受けていることやMRIも撮ったこと、長谷川式の点数なども説明しても、
と聞く耳を持たない。
…いや、たんたんも素人だよね?
医学的な話を噛み砕いた言い方で先生に説明されたら、結局娘たちと同じ説明になると思うんだけどね。
まあそれで、
たんたんは実際に糖尿病の病院へ来て神妙な顔でメモを取りながら先生に質問したのだが、聞くのは糖尿病のことではなく認知症のことばかり。
もう1つ病院へかかっていることも知っているはずなのに、糖尿病の病院であーちゃんが認知症の治療を受けていると思い込んでいるようだった。
しかし、糖尿病の先生はカルテを見ながら話しているのにも関わらず、あーちゃんが認知症については認知症の専門医にかかりつけを変えたことを覚えていなかった…。
なので、さも自分が治療しているかのようにたんたんに返事する。

ずーっとその調子だったので、ワフウフたちはたまりかねて
と言ったが、
先生もたんたんも良く分からなさそうな顔。
たんたんが病院へ来る1週間前に、たんたんのことを先生に相談したワフウフたち。その時先生は力強く、

と言ってくださった。

が、実際には全然そんなことはなく。
家族間のトラブルだから、先生もそこまで立ち入れないのはわかる。
だからたんたんに強く出なかったことについては仕方ないし何も思っていないんだよ…。
でもさ、あまりにも患者のことをキチンと把握出来てなくない⁉︎
カルテ見ながら喋っているのに、おかしくない⁉︎
最後の最後に
とか言うし、
もう何回も認知症の病院の薬と一包化するから院外の薬局向けの処方箋を書いてくださいとお願いしているのに、また院内用の処方箋を渡されたし…。
なんか、いくら数値で目に見える糖尿病でも、この先生に治療を任せていて大丈夫なんだろうかと不安になったよ。
ところで結局、たんたんが病院へ来たがった目的は認知症のことを詳しく聞きたかったのもあるだろうけど…
どうも、診断書を書いて欲しいみたいだった。
糖尿病の先生が介護認定の診断書を書いていないことを知ると言わなかったけど。
たんたんの目的は…「後見人」かな?
それも、監督人をつける前の段階の「任意後見人」になろうとしているのかもね。
医師の診断書が必要なのってそのくらいしか思いつかないよ。
まあ、あーちゃんは既にそんな判断を出来る状態ではないし、たんたんももちろんそれを分かっていてのことだろうけどね。

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Source: アルツハイマー