施設見学☆B住宅

3月2日
2つ目の施設見学。
なーにゃんの家から2駅と説明されていたが、調べてみたら3駅か4駅だった(どちらの駅からでも行ける)。しかも急行の止まらない駅。
駅からは5〜6分ほど。
建物も施設内もとても新しく綺麗。
個室には小さなキッチンもあり、料理をできていると言い張っているあーちゃんは喜びそうだった。B住宅は食事はついていなくて、必要な場合は1食ずつ申し込める。
各階にバスユニットがいくつかあり、予約して利用する。洗濯機も備え付けのものがいくつかあり自由に使える。
「高齢者」の住宅ではあるが、ここはあくまでも住宅でフォローは頼めるけれど最初からフォローがあるという前提ではない、
と、施設の責任者だという新卒みたいな兄さんに説明された。
いや、失礼な言い方だけど。
…正直言って身体や脳内に色々な問題をもつ高齢者を見守るには、彼はあまりにも頼りない印象だった。
実は福祉大学とか出て、バリバリ出来るやつなのかもしれないけどね。笑
でもなんだか、「介護関係者」というよりも「若手会社員」って感じだったのよ。
ここは(別料金だが)独自のプログラムの習い事なども施設内で出来るし、施設内も綺麗だし、団体行動が苦手なあーちゃんにはプライベートも守られそうだし、良いと思った。
…数年前なら。
今はもう、あーちゃんにはフォローが足りないと思う。今のあーちゃんにはもっとガッツリとした見守りが必要だと思う。
予約してユニットバスを使える、と言っても予約の日にちも時間も分からないし忘れちゃうだろう。
自分で洗濯をして良いと言っても洗濯機の使い方は覚えられないだろう。
ていうか、それらの場所すら覚えられないと思う。
これからまだまだ、出来ないことが増えていくだろうに、今この時点でフォローが心配なくらい。
寝たきりの人ばかりではあーちゃんはショックを受けるだろうと思ったが、
自立している人ばかりの中で認知症のあーちゃんが浮く方が辛いかもしれない。
兄さんの責任者は「7割くらいの方は同じ話ばかり繰り返すような状態の方ですよ」
「要介護5の方もいらっしゃいますよ」
とは言っていたけど、
居住者にひとりも会わなかったので実際のところどんな感じの方が多いのかは全く分からなかった。

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Source: アルツハイマー