パニック

2月6日、
お財布も保険証も診察券も診察予約券もなくなったことに気づいたあーちゃん。
「大丈夫だから、とにかく落ち着いて!」
と電話口で言い聞かせても、
と半泣きでパニクるあーちゃん。
その日は水曜日で、たんたんは金曜日とは別のダンスサークルへひとりで出かけていた。
たんたんが出かける前にあーちゃんのバッグから全て抜いて行ったのだろうか…?
「まずはたんたんが帰ってきたら、私のお財布と保険証を知らない?って聞いてみようね」
と言ったが、
たんたんが持っていたとしても素直に出す訳がない。しれっととぼけるだろう。
たんたんが持っていないと言って、全てが見つからないままでも高齢者乗車券があればあーちゃんはバスに乗ってひとりで病院まで来れる。
と繰り返し繰り返し言い聞かせるうちにあーちゃんはすこし落ち着いて来た。
たんたんがあーちゃんの財布から現金をくすねているのは確かだけど、ふたつもお財布ごと抜くだろうか?
ただ、あーちゃんと出かけた間にお財布をとって中から現金だけ取り出し、帰宅後に中身の減った財布だけを戻したこともあるので疑わしいことに変わりはないが。
そして、保険証&診察券&診察予約券がないのはたんたんだろう。あーちゃんは保険証を入れるケースから保険証を動かすことはこの頃はもうなくなっていたし、
他の病院の診察券は残っているのに糖尿病の病院の診察券&診察予約券だけなくなるのは明らかにおかしい。
(ちなみに認知症の病院の診察券はワフウフが預かってるよ!)
病院へは自分がついて行くからあーちゃんが持っている必要はないと決めつけて取り上げたのか?
ワフウフには分からないことだらけで、あーちゃんと電話で話しながらも頭の中ではごちゃごちゃと考えている中、
あーちゃんは

と、何度も何度も新鮮に驚いてパニックに…。
記憶力がなくなって、何度も同じ事にショックを受けるのは辛いよね。
楽しいことなら良いんだけどね…。

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Source: アルツハイマー