施設を考えたきっかけ

認知症の病院の先生にたんたんとあーちゃんを離すべきと言われてから、ずっと施設のことは頭にあった。
それで、ネットで調べたり、地域包括支援センターで貰った冊子を見たりはしていたけれど、その先のもう一歩までは踏み出せずにいた。
きっかけとなったのは、たまたまなーにゃんの家から2.3分の場所にある高齢者住宅で入居者募集の看板が出ていたこと。
その看板に問い合わせ先として高齢者施設の紹介会社が書いてあり、その会社はなーにゃんの家の最寄駅にあったのだ。
それで、話を聞きに行ってみようかという事になった。
実は、そこに話を聞きに行こうと思った事にもきっかけがあった。
2月18日
認知症の病院の診察の日、朝あーちゃんから電話があったのだ。

前日に電話して待ち合わせの約束をした時には全て持っていたはずなのに…。
自分でいつもの場所から動かして忘れたのか、たんたんに盗られたのかは分からない。
だけど少なくとも、
と区役所に啖呵を切ったはずのたんたんはそういう時に全くあーちゃんの面倒を見ない。
また、
としつこくあーちゃんに言う割には、こういう時にあーちゃんを連れて病院へ来ることもない。
どうしようもないので急遽、なーにゃんがあーちゃんを家まで迎えに行った。
待ち合わせも最近は出来なくなって、約束の場所に来られないことも多いし、そうするともう病院の付き添いの時は毎回家まで迎えに行かなくてはならない日が相当近いということだ。
…正直、これはかなりキツい。
たんたんの協力がないどころか邪魔ばかりされての、離れて暮らしての介護には限界を感じたのもあるのだ。
高齢者施設の紹介所で聞いてみたところ、
なーにゃんの家から2.3分の場所の高齢者住宅は認知症対応をしていないところだったのであーちゃんの入居は無理だったのだが、
また別の認知症対応のサービス付き高齢者住宅をひとつと、老人ホームをひとつ紹介いただいて、その日のうちに見学の予約を入れることが出来た。

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Source: アルツハイマー