ちょっとは濡れ衣もある

たんたんの留守中に突撃訪問した実家からは、相変わらずフリフリでラブリーな洋服を着たがるあーちゃんのためにいくつか洋服を持ち出した。

ホームへ夜逃げの時はバタバタしていて持ち出す物をゆっくり吟味している時間はなかった。
でも改めてあーちゃんの部屋の荷物を見直してみたら、あの時あんなに時間がないままザーッと荷物をまとめたにしては必要なものはちゃんと持ち出せていたので、今回追加で持ち出さなければならない物はそんなに無かった。
そして、時間が少しあったので
あーちゃんがよくお金を隠す場所を少しだけチェックすると…
って言っていたあーちゃんのお財布が出てきた。
ホームへ入居前に見つからないままになっていたのだ。
残されていた財布、たんたんは部屋を漁っても見つけられなかったんだねえ。
お金入っていたのに残念だったねえ、たんたん!
今回実家へ行って、あーちゃんの部屋の鍵がたんたんによって開けられていたことをあーちゃんに報告したら、

と、あーちゃんは憤慨していたけど、
…自分で隠しこんでいるお金も結構あったと思うよ。(こういう時は敢えてそれを言わない。笑)
そう思うと失くなったお金の全部が全部、たんたんの仕業ではなく、
ちょいちょい濡れ衣も混ざっているよね。
まあ、たんたんがあーちゃんのお金を盗っていたのも事実だからいいか!笑
ちなみにあーちゃんは、たんたんの妹が危篤だとかたんたんが妹の所へ行ったとか、その辺の話には全く興味を示さずスルー。

たんたんが自分の部屋の合鍵を持っていて、部屋の鍵を開けていたという事実に対しては怒っていたけど、
それに対してもその後あまり拘る様子も見せず。
なんだか前よりたんたんへの興味が薄れているような気が…。
やはり物理的に距離を置くことで直接的に被害を被ることがなくなると、だんだんと遠い存在になっていくのかしらね。
いっそたんたんのこと忘れちゃってくれてもいいんだけどネー。

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Source: アルツハイマー