記憶抹消

昨日の記事で、ワフウフとあーちゃんはロング散歩の途中でミニパフェを食べたと書いたでしょ?
あーちゃんはあんこと白玉の乗った、和風のパフェを食べた。
そして、目を丸くして
とワフウフに勧めてきたのは…
どうやらあーちゃんの頭の中から白玉はもう無くなっていたらしい。
認知症が進んでからあーちゃんは甘いものを物凄く食べたがるようになったが、それまでは食べるとしても和菓子だったのに、何故だか洋菓子を好むようになった。
昔はあんみつとか豆かんとかよく食べていたんだけどなあ。
さすがにあんみつとか豆かんのことは覚えているだろうが、あんみつに時々入っていた白玉については記憶抹消されたらしい。
あんみつの中の白玉は、あーちゃんの中では大して重要ではなかったのだろうか。 その割にはこの日しきりと美味しい美味しいと言って食べていたけど。
(そして10回くらい勧められた 笑)
 
あーちゃんの頭の中からは既に消えてしまった柚子胡椒、デミグラスソース、カレーに続き白玉が消えたことが分かった。
次は何が消えてしまうんだろう。
脳のどこがどうなると、こうやって部分的に記憶がなくなっていくのだろう。不思議。
忘れて欲しいことは覚えていて、覚えていてほしいことは忘れるしねえ…。
いっそ、「甘いもの」全部の記憶がなくなっちゃえばいいのにな。
本当にしつこく甘いものを食べたがって困るんだよ…。

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Source: アルツハイマー