新しい環境による変化

一般的に、認知症患者は変化に弱いとされる。
だから、本人が安心する慣れた環境で暮らすのが一番良いと言われる。
だから、ワフウフも認知症の先生からあーちゃんを施設に入れることを勧められた時、住み慣れた環境から離すことであーちゃんが混乱することを何よりも恐れた。
では実際に、ホームに移ってあーちゃんはどうなったか。
あーちゃんがホームに入居してから、はや4週間が過ぎた。
新しい環境で良い変化もあれば、悪いところが見えてきた部分もある。
ただ、恐れていたような大混乱は今のところない。
一番良かったと思うのは顔が穏やかになったこと。たんたんと一緒に居る時のような、強張った顔を全くしなくなった。
そしてあーちゃん本人も
と言っている。
たんたんに自分を必死で探して欲しいという気持ちはあーちゃんの心の片隅にはあるのだろうが、
と言ったこともある。
たんたんから受けるストレスがどれくらいあーちゃんの認知症の進行に影響していたのかは実際の所分からないが、
ストレスが脳のシナプスを破壊するのだと言われることを考えると強張った険しい顔を見せなくなっただけでも、これからにだいぶ違いが出るのではないかな?
もちろん、劇的に回復するとは思っていないけれど、現状を少しでも長く維持して穏やかに過ごしてくれたらいいなあ。
ただ…
ホームに入って何日かした時、あーちゃんはワフウフに
と言った。
いや…それ、順番が逆!
あーちゃんは認知症だからここにいるのよ‼︎
まあ、ボケはボケでも平和ボケくらいならいいけどね!

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Source: アルツハイマー