なーにゃんダウン

4月19日あーちゃんがホームへ引越しして、翌日
4月20日はなーにゃんがひとりであーちゃんの様子伺いをしてくれた。
しかし、その夜になーにゃんは熱を出してダウン。
引越し前からずっと気を張っていたから、無事に引越しが済んでホッとして一気に疲れが出ちゃったんだろうなあ。
そこで4月21日はワフウフがひとりであーちゃんの様子を見に行った。
14時過ぎにあーちゃんの部屋をノックすると、ウィッグをしていないあーちゃんがドアを開けて嬉しそうにワフウフを迎えてくれた。
が、14時だというのに厚手のカーテンまでぴっちり閉めて部屋は真っ暗だった。
…と、いうより、昼寝するのは今までの習慣でもあると思うけどね?
そして、
と言う。
たんたんと暮らしていたって(お金のこと以外では)会話もなく食事も別々で、さしたるコミュニケーションは無かったと思うけど、
慣れない場所で大人数の中に親しい人が居ないというのがやはり心細いんだろうなあ。
この日はまず、新しい携帯の使い方を詳しく伝授。電話はかけられるように教えてあったがメールの文字入力が出来ないと言う。
それを教えながら、
と言うと、
と、不思議そうな顔をするあーちゃん。
いやいやいや、こちとらあーちゃんの引越しその他諸々でクタクタなんですよ!
自分を抑えて穏やかに説明したが、
あーちゃん、多分言われたこと全然理解していないっぽかった。
そして、
「何て書けばいい?」
と何度も聞かれながら文字入力を教えてメールを作ったが、最後に「お大事にね」と入力をして、
「じゃあこれで送っていいかな?」
と聞くと、メールの文章を読み返していたあーちゃんが
とまた言い出した。
この日、あーちゃんはなーにゃんが熱を出したことを何度伝えても覚えられなかった。
その上、
20日はなーにゃんは風邪気味でしんどい中あーちゃんに会いに来て買いものや散歩に連れ出してくれたのに、
21日ワフウフが行って散歩に連れ出した時にあーちゃんが
と言うので、
と言うと、
と言われてしまった。
ダウンした理由も分かってもらえないし、ダウンしたことも覚えていてもらえないし、
ダウンするまで頑張ったことも記憶に残してもらえない。
認知症の人を責めても仕方ないけど、本当に報われないよねえ。

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Source: アルツハイマー