穏健派と強硬派

かくしてあーちゃんの施設入所への覚悟を決めて動き出したなーにゃんとワフウフ。
なーにゃんはAホームの営業のIさんに「入所を決めた」と連絡を入れて、あーちゃん込みでの面談と契約の日の約束を取り付けた。
認知症の病院と糖尿病の病院にホーム提携の病院への紹介状をお願いし、更に糖尿病の病院には入所前の健康診断もお願いした。
後は、あーちゃんをもう少し説得してボイスレコーダーに証拠を残さないと!
施設入所に関してなーにゃんとワフウフは沢山話し合って足並みを揃えたが、当初だいぶ意見が割れていた。
施設入所そのものに対してではなく、たんたんに対して。
という穏健派なーにゃんと、
という強硬派ワフウフ。
子供の頃からなーにゃんは何をするにもきちんと親にお伺いを立てる正直者で、ワフウフは聞いたらダメだと言われるから先にやってしまう悪いやつだった。
大きくなって(身体も…)もBBAになっても大人になっても人間って根本的には変わらないのね。笑
結局、
①施設入所の事はたんたんには言わない
邪魔をしてくるのはもちろん、あーちゃんに
「娘たちは金だけ取り上げてあーちゃんを捨てる気だぞ!」
とかネガティブキャンペーンを行いそうだから。
②最初は「体調管理のため入院した」と伝える
後はたんたんの出方次第で考える
③「入院した」と伝えるため、あーちゃんの荷物は最低限だけ持ち出す。(貴重品は持ち出すけどね!)
たんたんがあーちゃんが居ない家に女の人を連れ込んだりしないように、あーちゃんの部屋はそのままにしておく。(外国籍の風俗嬢とかに居座られたら困る!)
こうする事に決めた。
Aホームには事情を話してあって、あーちゃんとたんたんを引き離す必要がありたんたんには会わせないと言ってある。
当面住民票も移さないつもりなのでたんたんにAホームの場所はなかなかバレないかなあとは思うのだけど。

でもたんたんはきっと、ストーカーのようになーにゃんにつきまとってあーちゃんの居場所を聞き出そうとするだろうなあ…。
たんたんはワフウフの家には来たことがないから場所を知らないんだよね
(なあにゃんごめん)

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Source: アルツハイマー