お財布がないのに
2月7日
お財布も保険証も診察券も何も持たずに病院へ来たあーちゃん。
しかし、保険証も診察券も入っていない保険証用のケースの中に、現金が3万円程入っているではないか!
自信満々で答えるあーちゃん。
…こっちが聞きたいわ!
何故お財布がふたつとも無いのに現金が???
そして、前日の電話ではパニックで泣き出さんばかりになっていたのに、その日はお財布を持っていない事も常に忘れていて、
病院のお会計の時もワフウフが出そうとすると、
と、お財布を出そうとしてバッグをごそごそ。
そして、
いちいち驚くので、その度に財布が見つからないことを説明して、
とパニクるあーちゃんに、
(どこから出てきたのか分からないけど)保険証のケースに忍ばせてある3万円を見せて宥めた。
お昼ご飯の後も全く同じやりとりを何度も繰り返したよ…。
しかも本当は、もっと長いんだよ…たんたんが盗るのかとかいつ盗るのかとか、そういう会話も延々と繰り返されるんだよ…。
あーちゃんは子供にお金を出させたくない人なので、お会計のたびに
と言うし、テーブルに置いてあるお会計用の紙をいちいちサッと取るので
「あーちゃんから預かってるお金の中でやってるから!」
と毎回毎回言い聞かせて払っている。
お財布を持っていてもたんたんに現金を抜かれたり、お財布ごと盗られたりしているあーちゃんが、それでも子供たちにお金を出させまいとするのはいじらしいが…。
いや、あなた今お財布持ってないからね!
ちなみにあーちゃんと娘たちを会わせたくなくて、あーちゃんに一生懸命娘たちの悪口を吹き込んでいるたんたんは、
病院の日に家に戻るとあーちゃんに
と、しつこく聞くらしい。
恐らく銀行へ行ったり、たんたんがやって欲しくないことをやっているのではないかと恐れているんだろうね。
あーちゃんが
「娘たちとごはんを食べてきたのよ」
と答えると、
と必ず聞くらしい。
あーちゃんが払ったといえば
「娘たちがあーちゃんにたかっている」と思い、
娘たちが払ったといえば
「あーちゃんの金を使い込んでいる」
と思うんだろうね。
面倒くせえ。
たんたんの興味は本当にあくまでも徹底して、あーちゃんのお金のことなのだ。
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Source: アルツハイマー