介護認定

1月17日
糖尿病の病院の後ランチをしてから介護認定を受けた。
認定員さんには事前に「本人の抵抗があるので介護認定とは言わないでほしい」と伝えてあった。
あと、「もしかして父が同席して口を出してくるかもしれないけれど、父は母に無関心で母の状態をきちんと把握していない」「介護認定後に少しお時間をいただいて本人や父抜きでお話したい」とも伝えてあった。
約束の時間ぴったりに来てくれた認定員さんは30代くらいかな、若い女性。
とあーちゃんに言って下さった。
あーちゃんには事前に「お薬の管理をお願いするための手続きに担当の人が来てくれるから」と伝えてあったので、少し構えた様子を見せつつもにこやかに質問に答えたあーちゃんだった。
ただ、ここのところ一段と理解力が落ちて気力もあまりないあーちゃんだけど、介護認定を受けるのが半年でも早かったら物凄い抵抗をしたかもしれない。
でもさー、介護認定ってあんなにさら〜っとした質問を本人にするだけなんだね。
そんなの、プライドの高い人は全部出来ていますというだろうし(もちろんあーちゃんもね!笑)家族がそれを否定して実情を説明しなかったら認定員さんに本当のことなんか伝わらないよね…。
どうなの、あのシステム。
私たちが介護認定の後に認定員さんに時間を取ってもらって色々伝えなかったら、要支援もつかないかもしれない。
ああでも、担当医の診断書もあるから要支援くらいはつくかなあ。
ただ、あーちゃんはひとつだけボロを出した。
「今の季節はなんですか?」
と、聞かれた時に
「初夏です」
と、ヒーターで暖まりながら答えたのだ。
ランチの帰りに分厚いコートにくるまりながら
と言って歩いていたのにね。
認定を受けている間、2階に居たはずのたんたんは結局一度も顔を見せることはなかった。
耳が悪いので人が来ていることに気づかなかったようだ。
認定員さんの前でさも優しい夫のような顔で分かったようなことを言われるのは腹立たしいからそれはそれで良かった。
ワフウフたちは別に隠しているわけでもなんでもなくて、ただ、たんたんが気づかなかっただけだし。
だけど後日、たんたんが介護認定に対して
と、不満をぶつけてくることになる。
別居の娘たちが、なぜ同居の夫がいる母親の介護認定をわざわざ申し込まなければいけなかったのかを考えもしないたんたん。
そもそもたんたんがきちんとあーちゃんの身体を気にかけ、食事や薬の管理にも関わってくれさえすれば良かっただけの話なのに。
年末にたんたんと顔を合わせた時に、
と言ったのだけど、
その後あーちゃんの薬をまたチェックに行った時に、あーちゃんが薬をまとめて入れている大袋にたんたんの字で「糖尿病」と書いてあった。
…え?これで、薬を飲めているか見てあげていることになるとでも?
「糖尿病」とたんたんが書いた袋の周りには飲めていない薬がポロポロと無造作に置いてあったのに?
しかもこの薬、糖尿病の薬だけじゃないし!一包化してるんだし!
これで
と言われてもさあ…。

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Source: アルツハイマー